事業を停滞させる「成果に執着病」
僕が事業をやってる中で自分をかなり苦しめた症状があります。
それが「成果に執着病」です。
「成果に執着病」って?
仕事をしている中、自分の中でなかなか成果が出ないことにすごくストレスを感じてました。
ここでいう成果というのは「利益、自分の地位、名誉/権力」などを指します。
人と比べてあの人いいなぁって嫉妬したり苛立ちばかりでした。
「利益がこれだけかぁ。うーん」
「くそー、あの人に比べて自分なんて。。。。」
「早く結果出したいなぁ、いつ結果が出るんだろう。。。。」
好きではじめた仕事・フリーランスなのに、
自分の仕事・そして自分自身がいつの間にか嫌いになりつつありました。
成果が出ないと、この病気にかかるのか?
色々心理学などを調べて行く中で自分自身の過去のトラウマや感情に関連していることが分かりました。
昔、成績があんまりとれなかった自分は周りと比べて焦ってばっかりで、とにかく必死だった時期がありました。
その穴(コンプレックス)を埋めるためにとにかく行動だけ必死にやってました。
・結果を出せない自分は価値がない。
・常に人より優位に立たないと自分に価値はない。
・早く早く、時間がないんだから早く結果を出さなきゃ!
などなどの過去の両親関係や、学校などでの嫌な体験からこのような考え方・感情が染み付いていました。
ですがそれが自分の中で当たり前になっていたのでほんと周りが見えてませんでした。
会社にいたときも周りが見えてないと怒られていたんですがなんで怒られていたのか正直わからなかったんですが
過去のトラウマが原因と気付いた時は衝撃でした。
病気にかかったときの不具合
この病気にかかると自分のパフォーマンスがかなり落ちてました。
自分自身の集中力がかなり落ちましたし、成果(自分の欲)ばかりに意識がいってお客さんのことがほんと見えてない時期がありました。
そりゃ結果も出ませんよね。
自分が思う上手く行く人の特徴
自分が素敵だなーと思う人はもちろん結果を意識はしてると思いますが、
相手のことをよく見て真剣に事業を行ってました。
そしてそのプロセスそのものを人生として楽しんでいます。
なんて眩しいんだ・・・!
自分はあちゃー全然見えてなかったなぁと反省。
結果が出ないと思う時程立ち止まってみる
そもそも結果が良い/悪いというものは私たちの判断によるものです。
利益や地位や名誉はただ存在するわけで、その結果が「良い/悪い」と判断しているのは自分自信にほかなりません。
結果でフラストレーションがたまった時程、立ち止まって深呼吸してみましょう。その裏にある感情は?
原点に立ち返ると
自分の原点に立ち返るとお客さんとのクリエイティブを通して正しい価値を正しく伝えるというものが自分の仕事だったはずだったのですがいつの間にか自分のエゴにまみれると周りが自分のフラストレーションをただぶつけるだけになってました。
自分のエゴを外してリアリティだけみていくとほんとは楽しく素晴らしい仕事です。
プロセス、今を楽しもう、向き合おう
成果を見るのも大事ですがプロセスもとても大事です。
成果でもし悩んでいらっしゃいましたら、今この瞬間に意識を向けてみましょう(^-^)