資生堂クリエイティブディレクター岡井紀雄さんのセミナーから学んだこと

久々の更新です。
ブログをそろそろ再開していこうと思うので何卒よろしくお願いいたします!

今回は元資生堂クリエイティブディレクター岡井紀雄さんによる

『化粧品のブランディングデザイン』のセミナーに参加してまいりました!



資生堂のコンセプトメイキング

今回のセミナーの一番のポイントはデザインのコンセプトメイキングがすごくしっかりしているところだなと思いました。

コンセプトは「生命樹」

一つの種子が発芽し、枝をのばし、根をひろげ、やがて世界を包み創りあげる生命の樹。
人も、花も、鳥も、全てのものが、この樹の下でひとつであり、お互いに生かし合いながら成長していく。生命樹には、人間、自然、宇宙が調和する豊かな物語が込められています

コンセプトを作る過程

エジプトの木とか

昔の木のイメージまで

 

こんなのも色々1~2ヶ月徹底的に調査をしてビジュアルを固めていくところが
すごく参考になりました。

他にも色々裏付けがあります

黄色
輝く太陽や天地万物の源の色。まさしく生命そのものの色です。
東洋ですごく黄色はエネルギッシュな色らしく化粧品業界では当時黄色はなかったらしくayuraがはじめて黄色のカラーを使ったみたいです

ロゴ

AYURAはサンスクリット語で生命を意味する言葉AYUS(アーユス)から生まれました。アユーラのAは漢字の人を、Yは伸びようとする新芽をシンボライズしています。人と人とが巡り合い、歓びを交わし、お互いに生かし合いながら、成長するさまをイメージしています。

パッケージ

空に向かって伸びようとする新芽、生命エネルギーの結晶であるつぼみ、朝露をたたえた花びらなど、植物の成長をモチーフにした生命の歓びあふれたパッケージです。見る楽しさだけでなく、手にしたときの心地よさも大切に。

資生堂ayuraより-

まとめ

プロダクトデザインとしての美しさも素敵ですがその裏付けとなるコンセプトメイキングが

すごくしっかりしてて見習うところが多かったです。

この説明を聞いたら誰もがなるほどなっていう気がします。

他の化粧品のストーリーやコンセプトも調べたくなっちゃいますね!